日本サイバー教育研究所（福岡市東区）は7月27日と28日、ソフトバンク本社会議室（港区東新橋1）でサイバー大学（福岡市東区、TEL 0120-948-318）の「オープンキャンパス～秋学期生募集説明会～」を行う。

　4月に開講したサイバー大学は、インターネットを通じたオンデマンド形式ですべての授業を行う日本初の大学。運営は、ソフトバンクを始めとした福岡市の地元企業が株主の日本サイバー教育研究所が担当。学科は「世界遺産学部」と「IT総合学部」の2つで2学期制を採用している。

　現在在籍している受講生は、大学卒業資格が得られる「正科生」＝525人（世界遺産学部195人・IT総合学部330人）と、科目ごとの受講が可能な「科目等履修生・特修生」が1,102人。年齢は、20代～30代が7割以上を占めるが、生徒の年代は10代～70代までと幅広いという。業種は6割以上を占める社会人と、リタイアしたシニア層や主婦・高校新卒者で、男女比は男性＝7割、女性＝3割。秋学期の募集定員は、「IT総合学部 IT総合学科」＝270人と 「世界遺産学部 世界遺産学科」＝400人。

　「オープンキャンパス」の内容は、「エジプトを掘る」＝吉村作治さん、「博物学」＝荒俣宏さん、「講談の世界」＝神田 紅さんなど20科目の授業を実際に試せる「インターネットを通じて行う授業の実演」や、「学生同士の交流の様子」「在校生の声の紹介」など。

　参加は事前の予約が必要。開催時間は27日＝19時～20時30分、28日＝10時～11時30分・14時～15時30分。参加無料。

サイバー大学