新橋SL広場で1月15日、「イチゴの日」にちなみ「復興支援感謝 ようこそ、いわきへ!“出張いちご園”」が開催された。主催は、いわき市見せます!いわき情報局見せる課、JR東日本水戸支社、ふくしま海洋科学館、いわき観光まちづくりビューローから成る実行委員会。
旬のイチゴをPRし、イチゴ狩り体験を楽しんでもらうことで同市の農作物や観光に、より理解と親しみを持ってもらいたいとの思いから開いた同イベント。同市内で栽培されたイチゴ「ふくはる香」「とちおとめ」をプランターごと直送し、会場に一日限りの「イチゴ園」を再現。糖度が高く、ほどよい酸味と芳醇(ほうじゅん)な味わいが楽しめるイチゴは試食用に配布。港区立御成門小学校の児童約50人が参加したイチゴ狩り体験では、摘み方を教わった後、スタートの合図とともに歓声が上がり、あっと言う間になくなってしまうほどの盛り上がりを見せていた。
そのほか、郷土料理の「あんこう鍋」を振る舞ったほか、いわき産トマト、漬物、総菜などの販売、同市のご当地キャラ「さる1号」「くまんま」「フラおじさん」「権兵衛」によるステージイベントなども繰り広げた。「アクアマリンふくしま」から移動水族館として、ヒトデやウニなどを展示。ふれあい体験では、ドチザメが子どもたちの人気を集めていた。
会場では、いわき産農作物のおいしさを検証するために結成されたインタビュー隊「いわきのおいしさ確かめ隊」が来場者に感想を聞く姿も見られた。インタビューの模様は、「見せます!いわきの情報局」のホームページやフェイスブックページで後日公開する。