新橋三丁目交差点そばの「新橋 駿(しゅん)」(港区新橋3、TEL 03-3436-2200)が11月5日、鶏料理と水炊き鍋、ラーメンをメーンにした店としてリニューアルオープンした。
同店は2008年12月に立ち飲み店としてオープン。しかし、本島店長の「居酒屋系立ち飲み店のブームは落ち着いた。もう立って飲む時代じゃない」との判断から、店内の立ち飲み用テーブルを撤去。内装を一新し、テーブル12席とカウンター5席の、計17席を設置した。
メニューも、岩手県南部の地鶏「あべどり」を使った「鶏料理・水炊き鍋・ラーメン」をメーンに。「水炊き鍋の最後にラーメンを入れると、とてもおいしい。そこで『水炊き鍋発信のラーメン』を作りたくなった。フードプロデューサーの小宮山氏の力を借りながら、1年半ほどかけてようやく今の形になった」(本島店長)。
フードメニューは30種類以上を用意。メーンは「水炊き鍋」「鶏しゃぶ鍋」(以上1,380円)。このほか、鶏料理の「鶏刺し盛合わせ」(1,200円)、「もも焼き」(ハーフ=680円、1枚=1,200円)、「鶏塩麹(しおこうじ)蒸し」(480円)、「鶏唐揚げ」(680円)に、リニューアル前の人気メニュー「ハムカツ」(250円)、「ハムカツチーズサンド」「ハムカツポテトサラダサンド」(以上350円)も。
ラーメンは3種類。「鶏塩らーめん」(730円)は、塩麹で蒸した鶏むね肉と味付き半熟卵をトッピング。「水炊きらーめん」(850円)は、スープで煮た鶏もも肉、キャベツ、モヤシ、ネギをトッピング。「お好みで、水炊き鍋風にポン酢につけて召し上がってほしい」(本島店長)。「特選 濃厚鶏シチューらーめん(夜限定)」(1,200円)は、鶏もも肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、ブロッコリーをトッピングし、「きしめんと同じ幅と厚さの特注麺」を使う。「ボンジリ脂を浮かべたスープの見た目は、シチューそのもの。粉チーズを振ると、また別の味が楽しめる仕様になっている」。スープには、「あべどり」のガラなどを使って取った鶏白湯(ぱいたん)スープを使う。トッピングに「半熟たまご」(100円)、「鶏塩麹蒸し」(300円)も。
ドリンクメニューは約30種類を用意。「生ビール」(小=300円、中=500円)、「酎ハイ」(300円)、「100%オレンジサワー」「100%グレープフルーツサワー」(以上350円)など。「ワイン(白・赤)」(グラス=450円、ボトル=2,000円)も用意するが、「ワインボトル持ち込み可」(1本につき1,000円)というサービスも。「ワインは数をそろえるのが難しいだけでなく、今ではお客さんの方が詳しい。だから、飲みたいワインがあるなら持ち込んでもらった方が良いと判断した」
ランチタイムは「鶏塩らーめん」と「水炊きらーめん」の2品を提供。「オペレーションが安定するまでは提供数を限定する予定。ラーメン専門店ではないので接客など行き届かない部分があると思うが、そこはご容赦いただきたい」
営業時間は11時30分~15時、17時~23時30分。日曜・祝日定休。