新橋2丁目に3月5日、チョコレートをメーンにした洋菓子店「オリジンーヌ・カカオ」(港区新橋2、TEL 03-6205-8971)がオープンした。場所は酒屋「はとや商店」跡。
同店は自由が丘の本店に次ぐ2店舗目。オーナーシェフの川口行彦さんは、渡仏して研さんを積み、銀座の「和光チョコレートショップ ルショワ」で17年にわたりシェフを務めた日本のショコラティエの先駆者。1号店は2003年、自由が丘に工房とカフェを併設する形で出店した。
新橋店は約10坪。イートインはなく、売店のみ。毎朝、工房で作られるフレッシュな菓子が自由が丘から届く。取り扱う商品は、チョコレート類、焼き菓子、生菓子など約70点。価格帯は270円~630円。中心価格帯は400円台。生菓子は、「チョコレートのことを知ってもらいたい」(川口さん)と、チョコレートを使ったものがメーン。アーモンド粉は上質なスペイン産のものを店でひくなど、材料と鮮度にこだわる。
新橋に出店したのは、長く交流のある中沢乳業(新橋2)の紹介があったことと、「新橋には飲食店は多いが、洋菓子店がない」(同)ため。「OLの皆さんのデザートやお茶菓子にしてもらえたら」と期待を込める。
営業時間は10時30分~21時(当面)。日曜・祝日定休。