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イタリア街にパスタレストラン「パステリア里」-長野・製麺工場の独自麺

ビルの2フロアを占有する「パステリア里」。汐留西公園(=汐留イタリア街広場)に面した場所にある

ビルの2フロアを占有する「パステリア里」。汐留西公園(=汐留イタリア街広場)に面した場所にある

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 汐留のイタリア街に6月15日、パスタレストラン「パステリア里」(港区東新橋2、TEL 03-6459-0324)がオープンした。

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 店舗面積は1階と2階合わせて23坪。座席は、テーブル=12席、カウンター=13席の計25席。運営する里コーポレーション(港区)は、長野で製麺の製造を手掛ける。同店を「長野の製麺工場で作ったオリジナル麺を広く知ってもらうためのアンテナショップ」(塚田社長)に位置付け、業務用麺の販売につなげていく考え。

 店で使うパスタは、スパゲティ(1.6ミリメートル)、フィットチーネ、リングイネ、リガトーニなど。5種類のコンキリエを使う「ミックスコンキリエ」、唐辛子やケールを練り込んだオリジナル麺も。「今は信州そばを使ったパスタメニューを出しているが、今後は中華麺やうどんを使う料理も考案していきたい」と、塚田社長。

 フードメニューの主力は、同社製の生パスタを使ったパスタ料理。ランチタイムには「パスタランチ」(900円)と「信州そばの洋風ボンゴレ」(1,000円)を提供。パスタランチはトマトソース、ミートソース、オイルの3種類から1種類を選択するスタイル。「長野県産の野菜をこだわって使っている。野菜に合わせたソースを提供していきたいので、ソースの種類は仕入れや季節によって変わる」

 ディナータイムのパスタメニューは、唐辛子麺を使ったペペロンチーニ「ピリ辛SANパスタ」(900円)、「信州そばの洋風ボンゴレ」、本日のパスタ(以上1,000円)。「定期的に内容が変わるおすすめメニュー用に、ショートパスタやミックスコンキリエを使ったサラダなどを考案中」(塚田社長)。このほか、「トマトとイタリア産モッツァレラ」(800円)、「チキンのカチャトーラ風 信州野菜とともに」(1,100円)、「パルマ産ホエー豚のソテー 信州野菜のトマトソース」(1,200円)なども提供。

 ドリンクメニューの主力は紅茶(各450円、ランチではセットで提供)。茶葉は紅茶ベース、ハーブティー、緑茶ベースの3タイプを用意し、ホットは3タイプ9種類の茶葉から、アイスはベースとなる3タイプから選ぶ。一杯飲むごとに茶産地に収益の一部が寄付される「Mighty Leaf(マイティ・リーフ)」にも賛同。コーヒー、エスプレッソ(各400円)、カプチーノ、ココア(各450円)などもそろえる。カフェタイムにはテークアウトにも対応する。

 ディナーにはワインが加わり、発泡ワイン「スプマンテ」(グラス=700円、ボトル=3,900円)、「イル・ヴィグナーレ」「キャンティ2010」(以上3,000円)など。「今はイタリア産のみだが、今後は信州ワインも提供していきたい」(塚田社長)。

 「平日は近隣で働くサラリーマンやOLが、休日は付近の住民が多い。イタリア街らしいお店だと喜ばれている」と専務の丹野さん。今後の展開については、「店頭でパスタや茶葉の販売もしていきたい」(塚田社長)とも。

 営業時間は11時~23時(ランチ=14時まで、カフェ=17時まで)。日曜定休。

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