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新橋駅前に「スパゲッティのパンチョ」-ナポリタン激戦区で勝負

SLの前にオープンした「スパゲッティのパンチョ 新橋店」。13席しかないため行列ができることも多いという

SLの前にオープンした「スパゲッティのパンチョ 新橋店」。13席しかないため行列ができることも多いという

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 新橋駅前のSL広場近くに5月25日、ナポリタン専門店「スパゲッティのパンチョ 新橋店」(港区新橋2、TEL 03-3504-8747)がオープンした。

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 場所は「からす亭ビル」地下2階で、移転した中華料理「湘園」跡。運営はファイブグループ(武蔵野市)。店舗面積は8 坪で、席数はカウンター=4席、テーブル=9席。同店の階上には同17日にオープンしたラーメン店「一蘭」が入る。人気ラーメン店「一蘭」入居も、同所への出店の決め手になったという。

 コアターゲットは40代~50代の「ナポリタン世代」。昭和のを再現することに注力する。「麺はアルデンテにするとお客さんに怒られる。こだわる人は、あらかじめゆでた麺を水にさらし、1日寝かせるくらいを求める」と新橋店店長の桂さん。パンチョ各店ではそうしたナポリタンファンのため、「なるべく1日寝かせるようにしている」という。

 メニューは「ナポリタン」と「ミートソース」(以上650円)のみ。好みのトッピングで味の変化を楽しむことができる。麺は、小盛り(300グラム)、並盛り(400グラム)、大盛り(600グラム)から選べ、いずれも同価格。トッピングは目玉焼き(50円)、チーズ(100円)、厚切りベーコン、エビフライ(以上200円)などを用意する。このほか、総重量2.3キロの大食いチャレンジ用メニュー「ナポリタン星人」(1,650円)もあるが、「今のところ新橋での挑戦者はいない」という。裏メニューから定番化しつつあるという「白ナポ」(650円)は落ち着いたら展開の予定。

 「改めてナポリタンは旨いと言わせたい」が同社のコンセプト。ビジョンは「日本の食文化であるナポリタンを次世代へ伝え続けること」だという。新橋店の利用客も、多くがナポリタン世代の男性客。ナポリタン激戦区である新橋で「新参者のうちがどこまで通用するのか検証したい。自信はある」と広報担当の石原さん。「最近ナポリタンのメディアへの露出が多く、若い世代も物珍しさで食べに訪れ、ハマるケースが多い」とも。

 営業時間は11時~23時。オープンを記念して、店頭のチラシ持参でポテトサラダを無料で提供する。

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