新橋駅前のニュー新橋ビル(港区新橋2)で10月31日、新しく掛け替えたファサードの点灯式が行われた。同ビルのファサードが刷新されるのは10年ぶり。
ファサードが掛け替えられたのは正面玄関である広場口、烏森JR口、烏森南側口、南口、北口の5カ所全部。新しいファサードはLEDが使用され、本体や文字も光るようになった。同ビル管理組合の脇元洋一さんは「これまでと違い、よく目立つようになって出入り口が分かりやすくなった」と話す。
ニュー新橋ビルは1972年にオープンした店舗・オフィス・レジデンスから成る複合ビル。区画ごとに分譲されたため、商業区域の地下1階~地上4階の各階ごとに商店会が存在する。店舗数は約250店。今回のファサードは、5つの商店会から成るニュー新橋商店連合会が企画したもの。
16時30分から行われた点灯式には、武井雅昭港区長も参加。ユニバーサルデザインの公衆トイレの設置、デジタルサイネージの案内板設置、いわき市物産展、港区社会福祉協議会に対する古本市での募金活動など、これまでの商店連合会の取り組みを評価。「ファザードは人々を明るく元気付けるものになる。LEDを使い省エネにも配慮しており、多くの商店会のモデル事業となる」と期待を寄せる。
ファサードは入り口ごとに違う色を採用。烏森JR口=紫、烏森南側口=青、南口=緑、北口=黄で、広場口は時間ごとに色が変わる。12時~17時=白、17時=19時=青、19時~21時=紫、21時~23時=橙で、イベント時は7色になる予定。