新橋駅前・烏森通りに田舎料理居酒屋「いちまるや 新橋店」（港区新橋3、TEL 03-3432-7700）がオープンして1カ月が過ぎた。同店は、7月1日に閉店した「北の家族 新橋店」から業態転換した。

　運営はヴィア・ホールディングス（文京区）の連結子会社R&C（同）。今回の業態転換は、2011年5月、「北の家族」業態の運営会社NBK（現パートナーズダイニング、新宿区）がヴィア・グループの連結を離脱したことによるもの。離脱に伴い、「北の家族」は一部の店舗がグループ外となり、ヴィア・グループに残った旧「北の家族」店舗は全店、新業態「いちまるや」への転換が進められていた。現在12店舗を展開する。

　新橋店のオープンは7月21日。店舗面積は90坪で、席数はテーブル＝14卓58席、個室＝6室の計140席。コンセプトは東京の田舎料理で、居酒屋チェーンとしては珍しく煮物に力を入れる。ターゲットも以前の30～40代の女性層・サラリーマン層から、30～50代のサラリーマン層へと移行した。目標月商は1,500万円。

　煮物メニューは、豚肉を使った東日本風「じっくり煮込んだ肉じゃが」（504円）、「とろとろのさばみそ煮」「手羽先と大根煮」（以上556円）など。そのほか、北海道十勝産大豆を使った「店で仕込んだ手づくりざる豆冨」（556円）、「ナスみそ炒め」、溶き卵を流し込んだ名古屋風「鉄板焼き太麺ナポリタン」（以上609円）など。

　ドリンクは、アサヒスーパードライ（グラス＝367円、中ジョッキ＝525円、中瓶＝577円）、エクストラゴールド（609円）、ハイボール（472円～）、ホッピー（525円）、サワー（472円～）、日本酒（399円～）など。

　営業時間は16時～24時。