![緑の実に白い花が涼しげなほおずき(23日、愛宕神社で)](https://images.keizai.biz/shinbashi_keizai/headline/1308877399_photo.jpg)
「出世の神様」として知られる愛宕神社で6月23日、「ほおづき市」が開催された。真夏並みの暑さとなった中、近隣サラリーマンやOLなどでにぎわった。
「千日詣り」は、当日に参拝すると「1日で千日分のご利益がある」とされている同社の中祭。「ほおづき市」は同祭に合わせた初夏の恒例行事で、毎年多くの人が訪れる。同神社はほおずき市発祥の地でもあり、東京以外の遠方から足を運ぶ人もいるという。
用意されるほおずきは1,500鉢。売り切れも多いことから、例年予約も受け付けている。「2日目にはほとんど売り切れてしまう」と、同神社広報担当者。同社のほおずき市は時期が早いため、白い花を付け、実が青いのが特徴。「花、青い実、赤い実と3度楽しめるのが特徴」という。
ほおずきはおはらい済みで、一鉢2,000円。購入者は、社殿で別途おはらいを受けることができる。祭り中は同時に、茅草でできた「茅(ち)の輪」も設置。輪をくぐることで厄払いができ、無病息災と商売繁盛にご利益があるとされる。
「千日詣り」「ほおづき市」は24日20時まで。