シュークリーム店などを展開する麦の穂(大阪市北区)は9月1日、ウィング新橋(港区新橋2)に「ビアード・パパ ウィング新橋店」(TEL 03-3572-8211)と「愉々家 ウィング新橋店」(TEL 03-3572-8215)を隣接して同時出店した。場所は6月15日に閉店したビストロ「プレ・ド・ラガール クリヨン」跡。
ビアード・パパは国内160店、海外196店を展開しており、ウィング新橋店は都内6店舗目となる。外観は新デザインの青色バージョンを採用した。
取扱商品は他店舗同様、「パイシュークリーム」(150円)、「クッキーシュー」(170円)、「パリブレストシュー」(160円)の定番3種と、季節のシュークリーム1種の4種類。ビジネスマンやOLをターゲットにするほか、「訪問先へのお土産需要」(同社広報担当者)の声もあるという。
「愉々家」は、朝から昼にかけてはセルフの讃岐うどん店、夕方からは新大阪風の串カツ酒場になる二毛作営業を行う。同店は2004年に大阪に出店した1号店に次ぐ2店舗目で、関東1号店となる。店舗面積は28坪、席数60席。
愉々家は既存ブランドのセルフうどん店「古式讃岐うどん 温や」に串カツ酒場を融合したもの。だしなど基本部分は共通だが、「麺は延ばす前に一手間加えている」(同社広報担当者)という。二毛作営業への進出は、「(うどん店の)課題だった夜の売り上げ確保のため」(同)。サービス方法は、16時までがセルフ、17時からフルサービスとなる。
セルフうどんメニューは、「かけうどん」(並=290円、大=390円)、「ぶっかけうどん」(並=390円、大=490円)、「カレーうどん」(並=490円、大=590円)など。串カツ酒場メニューには、単品の串カツ(100円~)のほか、ミニうどんとご飯・漬物が付いた「串カツ定食」(串カツ5本=980円、同8本=1,280円)やうどん(480円~)なども並ぶ。ドリンクは、ビール(500円~)、ハイボール(350円~)、サワー(450円)、焼酎(380円~)など。
営業時間は、ビアード・パパ=10時~23時(土曜・日曜・祝日は22時まで)、愉々家=平日7時~23時30分(セルフうどん=16時まで、串カツ酒場=17時から)、土曜・日曜・祝日10時~22時30分(同)。