新橋にミニスーパー「もとまちユニオン」-京急、買収後初出店

4月1日、朝7時の開店を前に店舗入り口に並ぶ人々。子ども連れの主婦の姿も

4月1日、朝7時の開店を前に店舗入り口に並ぶ人々。子ども連れの主婦の姿も

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 京急ストア(大田区)は3月31日、京急ショッピングセンター(港区)が運営する「ウィング新橋」(港区新橋2)に都心型ミニスーパーマーケット「もとまちユニオンby京急ストア」をオープンした。同店は1月31日に閉店したケントハウス跡。

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 両社の親会社京急電鉄は昨年10月、スーパーマーケットの運営を行っていたユニオネックスの全株式を買収。これにより「京急百貨店」「京急ストア」ウィング」に加え、「ヨコサン」「もとまちユニオン」ブランドが展開されることになった。今回の「もとまちユニオンby京急ストア」名での出店は買収後初となる。

 同店はケントハウスと同日に閉店した「けいきゅう新橋店」に代わる店舗として注目されていたもの。面積は57坪ということもあり、「小さくてもクオリティーの高い売り場づくり」をコンセプトにした同ブランドでの出店となった。「もとまちユニオン」は輸入品など高級食材を多く取り扱うスーパーブランド。

 商品はコンビニエンスストアよりもスーパーマーケット寄りの品ぞろえで、肉や野菜などの生鮮食品類は少量パックが中心。ターゲットは近隣オフィスに勤務するビジネスマンやOL層で、弁当やおにぎり、サンドイッチなどのランチ向け商品も充実させている。通路に面した対面販売コーナーでは週替わりで商品を入れ替えて販売する予定。

 当日は開店時間の朝7時前から、限定100個の福袋目当ての客が列を作った。パスタソース、オリーブオイルなど1,500円相当の商品が入った500円の福袋100個は35分ほどで完売。そのため、「8時前にもドリップコーヒーセットが入った1,000円の福袋を100個用意した。こちらも40分ほどで完売。午後にはさらに果実酒セットが入った1,500円の福袋50個を用意して対応した」(ウィング新橋広報担当者)という。

 オープン記念で2日まで福袋の販売と弁当の割引販売を行うほか、11日までオープニングセールを行っている。

 営業時間は、平日=7時~23時、土曜・日曜・祝日=10時~21時。対面販売は10時~21時。

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