昨年12月1日にオープンした汐留イタリア街にある「Shiodomeitalia クリエイティブ・センター」（港区東新橋2、TEL 03-3432-6263）に3月21日、新たに3施設が加わり全施設が完成した。

　新たにオープンしたイタリアンレストラン「オリオリア」の店舗面積は50坪、席数56席。店内はイタリア建築の「アーケード天井形式」や日本の「折り紙」をモチーフにした「切る、折る、曲げる」の手法を用いた照明など、「イタリア建築と日本の紙の造形美の融合」（同店）を目指したという。店名は、「季節『折々』の一皿を提供」「イタリアと日本の食文化を『織り』重ねる」「オリーブオイルの『olio』」の3つの意味を表すという。

　同店は、同センターとミクプランニング（港区）が共同で企画・運営・プロデュースを行い、「食のコミュニケーション・スタジオ」を目指す。イタリア地方の日本ではなじみのない食材を日本食材と融合させたメニューや、ワークショップやセミナーも開催予定だという。店内デザインはイタリアミラノにあるファッションと建築デザインの大学院が監修した。

　客単価は、昼＝1,000円、夜＝1,500円（バー）、3,500円（ディナー）。営業時間＝11時30分～15時、17時30分～23時。日曜・祝日定休。

　そのほか、日本・イタリア企業向けのショールームや、日本とイタリアの情報・文化・ビジネスの交流拠点を目指す会員制の「アトリエ・ライブラリー」も正式にオープンした。同施設では、イタリアの文化とライフスタイルを国内で紹介するイベント「PRIMAVERA ITALIANA イタリアの春・2007」に合わせた展覧会「ヴェスパに乗って　世界中で愛されるイタリアン・スクーター」と「ミラノ・メイドインデザイン」も同日より開催している。

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