汐留の日本テレビ(港区東新橋1)2階の日テレホールで現在、展示イベント「映画『アリス・イン・ワンダーランド』の世界展」が開催されている。
同企画は4月17日に公開される、ティム・バートン監督・ジョニー・デップ主演の映画「アリス・イン・ワンダーランド」の公開に先行して行われるもの。配給元のウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパンが展示に協力する。
同作品は、有名な児童文学「不思議の国のアリス」の主人公・アリスが19歳に成長した「その後」の新たな冒険を描いた物語。展示では、バートン監督が独自のビジュアルと色彩で描いた「アリス」の世界観をセットで再現し、実際の撮影に使用された衣装や小物類も多数展示。緻密(ちみつ)なセット内をウオークスルーで体験することで、実際に映画の世界に飛び込んだようなリアルな感覚が楽しめる。
展示初日となった今月23日には、カップルや家族連れを中心に約2,200人を動員。最大80分待ちの行列ができた。期間中、冬休みを利用した家族連れなどを中心に大勢の来場を見込む。
同社営業企画担当者は「展示物の規格が海外での仕様だったこともあり、日本国内での規格に合うかどうかの確認・申請が大変だった」と振り返る。「衣装や小物は細部までこだわった貴重なもので愛情が感じられる。(ここで)映画の世界展を見てから作品をご覧になると、『あ、これ実際に見てきた』と、より一層お楽しみいただけるのでは」とも。
開催時間は11時~19時。入場無料。2010年1月11日まで(12月31日~1月3日は休館)。