名古屋のイタリアンが新橋に東京初出店-鎌倉野菜やホルモンも使用

手打ちパスタを得意とする鵜飼シェフが新橋店を担当。ゴボウやレンコンなどの和の素材も取り入れ、オリジナルの味を提供する

手打ちパスタを得意とする鵜飼シェフが新橋店を担当。ゴボウやレンコンなどの和の素材も取り入れ、オリジナルの味を提供する

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 新橋に10月13日、イタリアンレストラン「OSTERIA Pagina(オステリア・パージナ)」(港区新橋3、TEL 03-5511-2727)がオープンした。

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 経営は名古屋市内で「TRATTORIA Pagina(トラットリア・パージナ)」など、店舗ごとにシェフの個性を生かしたイタリアンレストラン3店舗を展開するモテナ(名古屋市中区)。今回が東京進出1号店となる。

店舗面積は30坪、席数は37席。事務所物件を改装し、木と白壁を生かしたシンプルな内装で観葉植物などの緑を多用し、落ち着いた雰囲気に仕上げた。店名の「パージナ」は「1枚の葉」を意味し、「1枚足すだけで三つ葉のクローバーが幸せの象徴となるように、おいしい料理(=1枚の葉)を提供することで、人が幸せになるように」との願いを込めたという。

 料理は手打ちパスタを中心に提供。鎌倉野菜や根菜などを積極的に取り入れ、さらにホルモンを使用したオリジナルパスタも充実させる。メニューは、「いろいろホルモンのパッパルデッレ」(1,600円)、「鎌倉野菜のバーニャカウダ」(1,400円)、「ブランド豚のグリル」(2,200円~)、「鴨もも肉と砂肝のコンフィ」(2,400円)など。店内にガラス張りの大型ワインセラーも設置し、イタリア全土から厳選したワインを常時100種類以上そろえる。料理7品にフリードリンクが付いた女性限定コース(4,500円)も1日3組まで用意する。

 同社の小山内正典社長は「東京は名古屋とは賃料が違うため、コストを抑え、同じクオリティーの料理を提供するためにもこの場所を選んだ。サラリーマン時代近くで働いていたことがあり土地勘があったことや、近隣にイタリアンの店が少なかったのも新橋出店の決め手」と話す。「古いビルだが、昭和の雰囲気が気に入っている。入ってみたら緑がいっぱいで『ビル街にこんな所があったんだ』と感じていただければ」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~23時。日曜・祝日定休。

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