「ねじキューピー」、舞台「ネジと紙幣」の公式グッズに

舞台「ネジと紙幣」のパンフレットと並んで販売される「ねじキューピー」グッズ

舞台「ネジと紙幣」のパンフレットと並んで販売される「ねじキューピー」グッズ

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 「ねじキューピー」が9月17日より、舞台「ネジと紙幣」の公式グッズとして「銀河劇場」(品川区東品川2)で販売されている。「ねじキューピー」が企画元のねじ専門店「三和鋲螺」(港区虎ノ門)以外で販売されるのはこれが初。

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 同舞台はホリプロ(目黒区)の主催。森山未來さん扮する主人公「行人」が「ねじ工場の息子」という設定のため、物販用にねじ商品を探していて「ねじキューピー」に行き当たったという(物販商品担当の荒木恒太さん)。商品は東京公演会場のほか、全国4カ所の会場でも順次販売される予定。

 三和鋲螺では2007年の発売以来、通販も含め同店以外での販売は一切行ってこなかった。今回オファーを受けたのは、「ねじキューピー」ブレイクの布石となった「モヤモヤさまぁ~ず2」主演のお笑いコンビ「さまぁ~ず」が同プロダクション所属のため。「ホリプロさんへの恩返し」と、同店・石井健友さんは話す。

 劇場物販コーナーで販売されているのは、携帯ストラップ「ねじレッド」「ねじブルー」「ねじイエロー」(各650円)、頭部にピンクの蝶ねじが付いた「ねじリボン」(700円)と、「ねじボールペン」「ねじシャーペン」(各700円)。台紙は「ネジと紙幣」のロゴが入ったホリプロオリジナルが封入されている。

 舞台は倉持裕さん演出で、江戸の文豪・近松門左衛門の名作「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」を元に現代風にアレンジした物語。18日の公演を妻と妹と鑑賞してきたという石井さんは、「ねじ工場のセットが、ねじ屋から見ても良くできていた」と感心する。

 「連日満席」(荒木さん)という舞台同様、「ねじキューピー」の販売も好調。「ねじリボン」はすでに品薄だという。同舞台ではこのほか、オーナーがカーマニアだという洋菓子店「神戸フランツ」(神戸市)の「ボルト&ナット」チョコの販売も行う。

 石井さんは「急な話だったので発注が間に合わず、店の在庫をほとんど提供した。『ねじキューピー』が東京を出るのは初めて。どんな反響があるのか楽しみ」と、「我が子の旅立ち」を見守る。

 東京公演は27日まで。地方公演は仙台=9月29日・30日、富山=10月3日・4日、名古屋=10月6日、大阪=10月9日~12日。

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