汐留で「港区ものづくり・商業観光フェア」-新橋名物「切腹最中」も

港区の見どころが凝縮された「港区ものづくり・商業観光フェア」。人気のスイーツも並ぶ

港区の見どころが凝縮された「港区ものづくり・商業観光フェア」。人気のスイーツも並ぶ

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 汐留シオサイト地下通路(港区東新橋1)で11月7日・8日、港区の伝統工芸や産業技術、人気スイーツなどを展示販売するイベント「港区ものづくり・商業観光フェア」が開催される。主催は港区、港区商店連合会ほか。

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 港区産業振興課担当者によると、同フェアは「産業文化展」として商工会議所で行われていたものを2006年から現在の名称に変更、内容も一新したという。2年に1回の開催で、今回が2回目。東京タワーで行われた前回は6,175人を動員した。参加者からは、「港区の伝統を知ることができた」「スイーツがおいしい」「港区のものづくりを大切にしようと思った」などの声が寄せられたという。

 当日は汐留地下通路にさまざまな出し物が並ぶ。和菓子やスイーツなどの物販コーナーでは、「切腹最中」の「新正堂」(新橋4)や豆腐プリンの「青山通りのプリン屋さん」(北青山3)など、今年3月に発行された「港区老舗・おすすめの店100選」に掲載された店舗から5店が出店。「体験工房」ではカスタネットやハーモニカホイッスル、すだれコースターづくりなどが楽しめるほか、伝統工芸の実演も行われる。

 地元企業や大学からはロボットなどの産業技術や新製品を紹介。港区の移り変わりを写真で見るコーナー、三味線や琵琶の演奏、ギリシャ、サウジアラビアなど11カ国の大使館による物販や伝統芸能なども予定する。

 イベントと並行してNHK大河ドラマ「篤姫」ゆかりの地8.5キロメートルを巡るシティウオーク「MINATO-WALK」も開催(無料)。17時までに同フェア会場にゴールすると記念品が進呈され、プリンスホテルの食事券などが当たる抽選に参加できる。また、当日は港区が発行する携帯に便利な「商店街まち歩きマップ」シリーズの新作「ベイエリア」「赤坂・青山・麻布・六本木エリア」を先行配布する。

 今年は前回よりも多くの人出が見込まれており、同担当者は「江戸すだれや三味線の製造実演など匠の技を生で見ることのできる貴重な機会でもある。フェアを通じて港区を知ってもらい、街の活性化と産業の発展につながれば」と期待を寄せる。

 開催時間は、7日=10時~18時、8日=11時~19時。「MINATO-WALK」の受け付けは10時~12時で、品川駅南口・港南ふれあい広場集合。

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