PR

ヘッドラインニュース

関東風おでん店「新橋お多幸」が移転-いすもテーブルもそのままに

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

Yahoo!ブックマークに登録

(2008年08月12日)

この記事の場所を見る

関東風おでん店「新橋お多幸」が移転-いすもテーブルもそのままに

写真を拡大

新橋3丁目に移転した「新橋お多幸」。味のしっかりした関東風おでんはご飯にもよく合う。

 1932年(昭和7年)から76年にわたり新橋1丁目で営業してきたおでん専門店「新橋お多幸」(TEL 03-3571-6865)が6月25日、旧店舗を閉店。今月8日、新橋3丁目のビル地下1階に移転再開した。

 移転理由は建物の老朽化などに伴う土地所有者の都合によるもの。旧店舗は1920年代の建物で、地下1階地上3階、延べ床面積は120坪という昭和の風情が残る戸建ての物件だった。地下は倉庫、3階は休憩室として使用していたといい、同店3代目の店主・柿野幹成さんは「子どものころは毎晩、3階の部屋で両親が働く店の営業が終わるのを待っていた。時代の流れで仕方のないことだが、ずっとあの地で続けたかった」と旧店舗への思いを語る。

 「新橋お多幸」は、都内でも数少ない「関東炊き」タイプのおでん専門店。「コンビニなどの影響で関西風のおでんが台頭しており、関東の人でも『関東炊き』にはなじみが薄いことが多い」という。同店のおでんは、濃い口しょうゆ、砂糖、酒で調味する色の濃いおでん。「煮込みすぎるとあっという間に真っ黒になってしまう。サーブするころ合いが難しく、関西風よりも手間がかかるため、扱う店が少ない」(柿野さん)。

 初代店主は柿野さんの祖父で、銀座4丁目にあった「お多幸」で修業した後、新橋3丁目に店を構えた。その後、「お多幸」は多くの弟子にのれん分けし、各地に兄弟店がある。サラリーマンだった柿野さんも、2代目店主の父が病に伏したのをきっかけに名古屋の「お多幸」で修業。1年後の1992年、「新橋お多幸」に入社した。現在、店のスタッフは総勢17人。「いろいろな世代、層が集まる楽しい店にしたいから」と、スタッフの年齢も幅広くなるよう心がけているという。

 「祖父の代からのお客様もいる。新店舗もなるべく元の店の雰囲気を再現しようと思い、いすもテーブルもそのまま使っている」(柿野さん)という新店舗は63坪98席。「新橋で広い物件はなかなか見つからなかった」(同)。旧店舗の120席に比べると若干縮小されたが、常連の客らは「前とほとんど変わらない雰囲気でほっとする。家に帰って来たようだ」と喜んでいるという。地元の家族連れも多く、「新橋にはファミレスなど子連れで行ける店がほとんどなく、ありがたい」と重宝されているという。

 6月25日に旧店舗を閉店してからは、毎日研修やミーティング、勉強のための食べ歩きに費やした。8月1日を再開日に決めたのは、「おでん店にとって最も暇な時期だから」。少しずつ新店舗に慣れていきたいと、例年は休業するお盆も今年は営業を続ける。「お盆の新橋の人の動きも見てみたい」と柿野さん。移転を機に季節メニューの品数や更新も増やすなど、新店舗で気持ちを新たにしている。

 営業時間は16時30分~23時(土曜は22時まで)。日曜・祝日休業。夏の間は、家族連れに鈴虫をプレゼントしている。

虎ノ門に「看板のない」和食店-ビル取り壊しで新橋から移転日比谷神社、移転を前に「最後の」神輿-夜の新橋を練り歩き天狗缶詰、「おでん缶」夏バージョン発売-スープはゼリー状(アキバ経済新聞)離島の防災備蓄食料に「おでん缶」-志摩市・間崎島(伊勢志摩経済新聞)新橋お多幸

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://shinbashi.keizai.biz/headline/412/trackback.html

トラックバック一覧(1)
[時事][飲み屋][文化][仕事][色々][人]新橋・お多幸が移転【soulram’s weblog】

新橋といえば、サラリーマンの街、おじさんの街ってイメージですね。っていうか、僕は好きです。新橋が好きなのは、まさにこの「サラリーマンの街」ってことなんだと思う…(2008-08-24 12:29:07)

アーカイブ

新橋に3坪5席のバー新店-フードも充実、人気は「俺のアジフライ」

新橋に3坪5席のバー新店-フードも充実、人気は「俺のアジフライ」 新橋・桜田公園そばにバー「YAOE(やおえ)」(港区新橋3、TEL 03-3432-0380)がオープンして1カ月が過ぎ…

汐留シティセンターでバレンタイン無料ライブ-バラのプレゼントも 汐留シティセンター(港区東新橋1)41階のスカイビューレストランフロアで2月14日、バレンタイン・ライブが開かれる。

福島「リカちゃんキャッスル」運営会社、浜松町で出張イベント-人形教室も

福島「リカちゃんキャッスル」運営会社、浜松町で出張イベント-人形教室も 浜松町の東京都立産業貿易センター(港区海岸1)で2月12日、リカちゃん人形の販売と人形のセミオーダーを受け付ける「リトル…

新橋駅前に英国風パブ「HUB」オープンへ-10年越しの願いかなう

新橋駅前に英国風パブ「HUB」オープンへ-10年越しの願いかなう 新橋駅西口近くに2月28日、英国風パブ「HUB新橋店」(港区新橋2、TEL 03-5157-118)がオープンする。

新橋に焼き肉串立ち飲み店「ろっきー」-格闘技経験者が接客

新橋に焼き肉串立ち飲み店「ろっきー」-格闘技経験者が接客 新橋・桜田公園そばに、焼き肉を串焼きスタイルで提供する立ち飲み店「ろっきー」(港区新橋4、TEL 03-6435-646…

ツイッターで新橋最新ニュースをフォロー!

↓↓↓ 新橋経済新聞 on Twitter

みん経ニュース大賞2011

最新ニュース

ヘッドラインニュース一覧

フォトフラッシュ

燃料電池自動車

大阪産業大学が開発した燃料電池自動車「OSU-T4」。文部科学省と共催で試乗会が開催された
[拡大写真]

フォトフラッシュ一覧

アクセスランキング

  1. 新橋に3坪5席のバー新店-フードも充実、人気は「…
  2. 日本旅行の「さよなら雷鳥」ツアー、5分で完売-葬…
  3. 新橋駅前に英国風パブ「HUB」オープンへ-10年…
  4. 汐留シティセンターでバレンタイン無料ライブ-バラ…
  5. 新橋に焼き肉串立ち飲み店「ろっきー」-格闘技経験…
  6. ホテルオークラ東京に食べ放題の飲茶専門店-カジュ…
  7. 港区に酒蔵「東京港醸造」-造り酒屋の末裔、100…
  8. 福島「リカちゃんキャッスル」運営会社、浜松町で出…
  9. 新橋に「もうやんカレー」、2月オープンへ-居酒屋…
  10. 新橋のインテリア雑貨店が復興支援プロジェクト-第…

アクセスランキング一覧

配信スタイル