浜松町で昆虫・爬虫類の展示即売会-100万円超の珍虫も

高価な生体も陳列される「BLACK OUT! 2008」。名称の由来は主催者が「色虫」が好きだから(黒い虫は「OUT」という意)

高価な生体も陳列される「BLACK OUT! 2008」。名称の由来は主催者が「色虫」が好きだから(黒い虫は「OUT」という意)

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 浜松町の東京都立産業貿易センター(港区海岸1)で5月25日、昆虫と爬虫(はちゅう)類の展示即売祭「BLACK OUT! 2008」が開催される。主催は昆虫・爬虫類の輸入販売、イベントプロデュースなどを手がけるOZ(愛知県西尾市)。

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 今年で10周年を迎える「BLACK OUT!」は、愛知県を中心に各地で開催されてきた。都内でのイベントとしては今回が2回目で、昨年は5時間の開催時間で1,000人の入場者数を数えたという。今年も専門業者による約50のブースが出店し、マニア垂涎の昆虫や爬虫類が並ぶ予定。100万円を超える珍虫なども出展され、水族館など一般の施設では見ることのできない生体も取り引きされる。

 「BLACK OUT!」は、愛知県下で年数回開かれている昆虫・爬虫類の展示即売会「BARS(バルス)」を母体に生まれた。愛好家から支持を集める少数精鋭の十数店による「何が出展されるのかは当日のお楽しみ」(OZ INSECTS代表渡辺哲さん)というミステリアスな不定期イベントという。愛知県外でも行われる「BLACK OUT!」はBARSの規模を拡大したもので、より安価な掘り出し物や超レア物などが出展されるという。

 当日は混雑を避けるため、12時~(特別先行入場、大人1,800円、小人900円)、13時~(一般入場、大人1,000円、小人500円)、15時~(半額入場、大人500円、小人250円)の3段階の入場システムを採用。12時入場の特別先行入場は毎回景品付きで、昨年度は昆虫生育用のゼリーが配られた。場内でも、飼育グッズや生体などが当たる抽選会やくじが引き、関連商品をまく恒例の「グッズ投げ」なども予定している。

 同イベントではこのほか、昆虫マニアの漫画家「ドラゴン先生」のサイン会、世界の美しいカメレオンを展示する「カメレオン・カーニバル」、部門別「自慢のクワガタコンテスト」などの催し物や鳥類・小動物の展示も。次回イベントは8月24日、さいたまアリーナ(埼玉県さいたま市)で開く。

 開催時間は12時~16時。特別先行入場は入場景品・特賞抽選会付き、一般入場は一般大抽選会付き。

ツイン21で珍動物・昆虫を展示・販売-「大アマゾン博」の一環で(京橋経済新聞)那覇・国際通りに初の「甲虫専門店」-カブトムシ・クワガタ千頭以上扱う(那覇経済新聞)円山動物園で「爬虫類」テーマの企画展-絵画や写真など340点(札幌経済新聞)岩手の昆虫812種、標本で初公開-レッドデータブック記載種も(盛岡経済新聞)BLACK OUT! 2008

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