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港区立みなと科学館で企画展「進化のフシギ」 さまざまな進化の姿紹介

港区立みなと科学館(写真提供=港区立みなと科学館)

港区立みなと科学館(写真提供=港区立みなと科学館)

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 企画展「進化のフシギ~変わり続ける生きものたち~」が現在、港区立みなと科学館(港区虎ノ門3)で開催されている。

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 恐竜から鳥へと続く大進化や、身近な生物が環境に応じて見せる小さな進化など、さまざまな進化の姿を紹介する同展。展示は、「進化ってなんだろう」「古生物の進化の道すじ」「自然環境に合わせた進化」「人と進化のかかわり」「進化を想像してみよう」の5章で構成する。

 会場には、実物大模型や化石レプリカ、はく製標本、恐竜から鳥への進化の中間点としての始祖鳥の化石レプリカ、全長約6メートルのティラノサウルス模型などを展示する。

 関連企画は、工作プログラム「くるっと変身!進化のフシギ」(毎日開催)、体験展示「移動博物館~触って学ぶ進化のカタチ~」(1月18日)、地球科学可視化技術研究所所長の芝原暁彦さんによる講義・ワークショップ「生き残るってむずかしい!恐竜の進化、絶滅…...みなと科学館でよみがえる!!」(1月24日)、東京海洋大学学術研究院海洋環境科学部門准教授の中村玄さんによる講演会「海へ進出したほ乳類の進化の物語」(2月7日)、JT生命誌研究館名誉館長の中村桂子さんによる講演会「私たち生きものの中の私-生命誌から考える-」(2月8日)を予定する。

 同施設教育普及チームの藤井麻緒さんは「全く異なる生き物同士が似た姿になる『収斂(しゅうれん)進化』や、巧妙な『擬態の進化』など、多様な進化の事例を紹介する。生き物の不思議を知って、生き物をもっと好きになってほしい。自然の中でさまざまな進化を遂げながら、たくましく生きる姿を感じてもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~20時。入場無料。12月29日~1月3日、1月13日・14日、2月9日は休館。2026年2月23日まで。

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