ヤマダ電機（群馬県前橋市）は12月6日、新橋駅SL広場前に「LABI新橋デジタル館」（港区新橋2、TEL 03－3580－7151）をオープンした。

　「キムラヤ本店」だったビルを内装変更しリニューアルした「LABI新橋デジタル館」。ヤマダ電機が仙台や池袋に出店する「LABI」の5店舗目。都心では品川大井町店に続き3店目。

　売り場面積は約1,100坪。「集客能力のある」（同社）携帯電話やデジタルカメラ用品を1階に配置。フロア構成は、キムラヤより1フロア減らし地階＝デジタルオーディオプレーヤー・ミニコン、2階＝液晶・プラズマテレビ、3階＝デジタルレコーダー・ムービー・カー用品、4階＝パソコン・プリンタ、5階＝法人専用窓口・中古パソコン・ソフト、6階＝ゲーム・DVD・おもちゃ。取り扱いアイテムは、池袋店のように冷蔵庫などの「白物家電」は扱わず、「専門性の高い」（同社）カメラやプリンターなどの「デジタル用品」を中心に約30万品を扱う。ターゲットはキムラヤと変わらず30代～60歳代の男性。

　オープン日には、ヤマダ電機一宮副社長、JR新橋駅の金子駅長、港区議会議長井筒さんらによってテープカットが行われた。特価商品を目当てに早朝から多くの人が集まり、開店時間の10時前にはSL広場に長蛇の列も。オープンと同時に特価商品のちらしには、「売り切れ」の文字が書き込まれ、昼休みや夕方には近隣で働く会社員で店は大混雑した。

　ヤマダ電機担当者は「家電はキムラヤさんでも扱ってこなかった。新橋エリアでどう受け入れられるのかは未知数」と話している。今後、「LABI」は今月14日に秋葉原駅前への出店も予定している。

　営業時間は10時～21時。

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