若手蔵元で組織する日本酒造青年協議会(港区西新橋1)は10月26日、日本酒造会館(同所)で「酒サムライ利き酒会」を開催する。
全国の酒造青年団体で構成される日本酒造青年協議会は、女性35人を含む850人が会員。同協議会は、「日本人の誇りが失われつつある」(同協議会)との危惧から、「日本酒の誇りを取り戻し、日本酒文化を日本国内や世界に伝えていくために、日本酒を愛し育てるという志を同じくするものの集い」として「酒サムライ」認定制度を結成。2006年から「酒サムライ」主催の利き酒を開催している。
現在の認定者は、アメリカ人のジョン・ゴントナーさん、ワインコンサルタントのサムハロップさん、歌手の加藤登紀子さんら6人。
今回の「利き酒会」は昨年に続き2度目。同会で新たに外国人を含む5人の「酒サムライ」を認定する予定。当日出品される酒は、小売価格1,000円未満、1,000円~2,000円、2,000円超、特殊な酒、IWCゴールドメダル受賞酒に選別し陳列する。出品数は300。
主催者は「米と水、造る人の技術と感性で醸されるのが日本酒。その奥深さを味わってほしい」とコメントしている。
開催時間は16時~20時。定員は300人で、定員を超える場合は先着順。参加料は1,000円(きき猪口付)。