虎ノ門で11月16日~18日、地域活性化と飲食店の集客支援を目的としたグルメイベント「虎ノ門街バル」が開催される。主催は各地で街バルを展開するリンクバル(東京都中央区)。
「街バル」は、専用チケットを利用して飲食店や物販店を巡るイベントで、今まで知らなかった店やその街自体の魅力を知る機会になるとして、都内をはじめ全国各地で開催している。「虎ノ門街バル」は3枚つづりのチケットを購入することで、虎ノ門エリアの参加店で飲食や買い物が楽しめる。
同イベントの参加店が多数入る虎ノ門ヒルズ(森ビル)には、笑顔を認証する体験型デジタルサイネージ「SMILE PHOTO(スマイルフォト)」が設置され、虎ノ門のご当地キャラである「カモ虎課長」や「虎ノ門街バル」のフレームで記念写真を撮ることができる。複数人で撮影する場合、笑顔度の高い人には王冠、低い人には同キャラクターのマスクがかぶせられるなど、飲食以外でも参加者が楽しめるよう工夫する。
あらかじめサンプリングされた参加店舗数カ所に「DF.sensor」という計測器を設置し、街回遊の行動調査も行う予定。同地で街づくりを手掛ける「COME ON!! 虎ノ門製作委員会」や同デジタルサイネージ、計測器などを提供する「クウジット」(港区)、「KIT虎ノ門大学院」(同)、「ビオトープ」(渋谷区)の担当者は街づくりの新たな試みとして期待を寄せる。
参加店舗は「虎ノ門ヒルズカフェ」「COME BACK」「スペインバルジローナ」「台湾麺線」「ヴルストハウス」「新正堂」「丁子屋」など55店舗を予定する。
同イベントの開催や街づくりに協力する森ビル、タウンマネジメント事業部の中さんは「虎ノ門ヒルズだけでなく、地元の方々とも協力して街全体としての魅力を高めていきたい」と話す。
料金はウェブ予約=3,000円、当日=3,500円。虎ノ門ヒルズMORIタワー2階、愛宕山エントランスで取り扱う。引き替え受付時間は17時~21時。