虎ノ門駅近くのテールカレー専門店「リズカレー東京」(東京都港区虎ノ門1、TEL 03-3591-3195)が12月、創業10周年を迎えた。
店主の難波さんは、会社員時代に大阪で牛テールカレーを初めて食べて以来、その店に足繁く通い、脱サラ後に同店をオープンした。店舗面積は10坪。席数は12席。
難波さんは「家庭料理でもあるカレーを飲食店としてやるには個性的なものでなければならないとの思い、一般家庭では手間暇の掛かるテールカレーの専門店をスタートした」と話す。
メニューは、「モーニングカレーセット(テールカレー、半熟たまご、ヨーグルト、コーヒー)7時から11時まで」(600円)、テールカレーはライスの代わりにトーストも選択可。プラス50円で田原町のペリカンのトーストに変更可、「テールカレー」(900円)、「テールシチュー」(900円)、「ハーフ&ハーフ(カレー&シチュー)」(1000円)。サイドメニューに、半熟たまご、ドリンク類、贈答品としても使われるなど評判を集めるこだわりのラッキョウ漬け(一皿100円)など。
雨の日と毎週土曜日は、半熟たまご、ラッキョウ、キャベツピクルス大盛、十六穀ごはん、アイスコーヒーの中から一品を無料サービスしている。
難波さんは「開業して10年、印象的だったことは3.11の東日本大震災で、多くのコンビニエンスストアや飲食チェーン店が早々と在庫切れになる中、当店は最後までお客さまに対応でき、多くのお客さまに感謝された。飲食店もライフラインとして重要な位置付けにあることをあらためて実感した」と振り返る。
客層は「脂肪分が少なめで低カロリーの健康志向の商品を提供しているためか、健康管理に気づかっている方が多く、比較的女性客が多い」という。
「今後は、特に大きなことは考えていないが、一期一会の心構えで毎日楽しくお客さまに接していきたい」と話す。
営業時間は7時~15時。日曜・祝日定休。