ELGC(東京都千代田区)は、エスティ ローダー グループの社会貢献活動の一つとして行われているピンクリボン(乳がんの知識啓発)の活動初日に当たる10月1日、虎ノ門ヒルズで点灯式を催した。
エスティ ローダー グループの活動として22周年目を迎えた今年は、同社社長のエリックさんと2014年のキャンペーンアンバサダーに就任した女優の鈴木保奈美さんの2人によって点灯式が執り行われた。カウントダウンの後、18時30分に2人によってボタンが押されると、虎ノ門ヒルズから見える東京タワーが美しいピンク色に輝き出した。
同じタイミングで東京スカイツリー、虎ノ門ヒルズ、京都の清水寺もピンク色に点灯した。清水寺は10月31にまでピンク色にライトアップされる。同ライトアップには、女性は自分自身が、男性はパートナーや家族が乳がん検診を受けることを思い出してほしいという願いが込められている。
点灯式の後には、MCの吉川さんとジャーナリストの山埼多賀子さん、そして鈴木保奈美さんの3人によるトークショーが行われた。自身も乳がんを克服した山埼さんは、日本の検診率の低さや早期発見の大切さを語った。また、鈴木さんは「自分がアンバサダーになることで、乳がんの知識啓発がさらに広がればうれしい。乳がんに関する情報が世の中にもっと広がることでみんなが恐れず検診を受け、周りの方も理解度が上がることで自然な形でのサポートができるようになれば」と語った。