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新橋に立ち飲みオイスターバー「toto bar」-国産ワインにも注力

「1、2個でも大丈夫なので、気軽にオイスターを楽しみに来てほしい」と「toto bar新橋」店主の大石さん。客層は「30代をメーンに、男女半々くらい」

「1、2個でも大丈夫なので、気軽にオイスターを楽しみに来てほしい」と「toto bar新橋」店主の大石さん。客層は「30代をメーンに、男女半々くらい」

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 新橋駅烏森口そばに9月18日、立ち飲みスタイルのオイスターバー「toto bar(トト・バー)新橋」(港区新橋3、TEL 03-6430-4110)がオープンした。場所は「産直立呑 北海常呂市場」跡。店舗面積は約8坪。収容人数は20人ほど。

オイスター盛り合わせ

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 同店は、新宿のゴールデン街にある「toto bar新宿」(新宿区歌舞伎町1)の姉妹店。「新宿店は良い魚全般を扱うが、新橋には似たコンセプトの店が多い。そこで、オイスターに特化することにした」と、店主の大石さんは話す。「オイスターを好きな人は多いが、カジュアルにオイスターを食べられる店が少ない。立ち呑みスタイルにすることで、気軽にオイスターを楽しむ環境を提案したかった」とも。

 フードメニューのメーンとなるオイスターは、「志津川」「丸えもん」「仙鳳趾(せんぽうし)」など、国産を中心に提供(6~10種類、350円~600円)。「自信のあるオイスターしか出していないので、レモンやカクテルソースなど使わずに食べてほしい」。このほか、オイスター料理の「ロックフェラー」「ガーリックバター」(以上400円)や「鮮魚のなめろう」(550円)、「カルパッチョ」(800円)、新宿店で人気の「宇和島風鯛飯」(650円)なども用意する。

 ドリンクのメーンは国産ワイン。「高畠ワイナリー」(山形県)と「勝沼醸造」(山梨県)のワイン(グラス=450円~、ボトル=3,500円~)を、赤・白・スパークリング合わせて約20種類用意。「オイスターだけでなく鮮魚との相性も良い亜硫酸無添加ワインもそろえているので、ぜひ試してほしい」。ほかに、季節によって提供銘柄を変える「日本酒」(8種類前後、450円~)、「ハートランド生ビール」(630円)なども。

 内装は「時間がかかったがDIYにした」と大石さん。「行ったことない地中海のイメージを膨らませて」、店内のカラーリングは白と青を基調に。また、ワインの木箱を約50個使い、荷物棚やワインラックなども作成した。「甲子園の忘れ物ではないけど、新宿店を出す前から新橋に店を持ちたいと強く思っていた。その願いがかなったので、次は新橋エリアに『toto bar』が定着するように頑張っていきたい」

 営業時間は17時~翌3時。日曜・祝日定休。

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