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浜松町の老舗弁当店が東新橋に移転・営業再開-「従来通りコツコツと」

東新橋に移転した「お弁当のかわの」外観。目印である緑ののれんに変更はない

東新橋に移転した「お弁当のかわの」外観。目印である緑ののれんに変更はない

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 浜松町の弁当店「お弁当のかわの」(港区東新橋2、TEL 03-3432-2560)が6月17日、旧店舗からの移転を完了させ、営業を開始した。

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 新店舗は、「浜松町一丁目再開発計画」のエリア内にあった旧店舗(浜松町1)から第一京浜方面に1分ほど歩いたビルの1階。店舗面積は約11坪。店舗のイメージは「弁当屋らしくない弁当屋」(井上店長)で、車道に面した入り口は広く開放的なため、店内は涼しく明るい雰囲気。旧店舗にはなかった待ち席も設置した。緑地に白抜き文字が入ったのれんは「トレードマークみたいなものなので、変更なし」だが、入り口の両側に掛けられた2枚の木製看板は「せっかくなので知人の画伯に手書きしてもらった。味があって気に入っている」。

 提供するメニューに変更はない。弁当は「日替弁当」「魚弁当」「メンチ弁当」「唐揚弁当」「本日の丼」「本日のヌキヌキ弁当」(以上500円)の6種類。ご飯は白米と玄米から選べる。「本日の汁」「本日のお総菜」(以上100円)も。「変わったのは店の場所だけ。魚と野菜は築地市場で仕入れた新鮮な食材を使い、従来通りコツコツとやっていく」

 旧店舗の閉店から新店舗の開店まで1週間しかなかったため、「工事が間に合うか心配だった」と笑う井上さん。新店舗での営業については「今まで以上に安全で安心な商品をお値打ち価格で提供し、末永く営業できるように頑張りたい」と語る。「近くなった姉妹店のスジ田中もよろしくお願いします!」とも。営業再開を心待ちにしていた常連客からは「すぐに営業再開してくれたので、昼ご飯の心配をしなくてすんだ」「会社から近くなった」などの声が寄せられたという。

 営業時間は11時頃~14時30分過ぎ。土曜・日曜・祝日定休。

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