芝大門に2月7日、フランスの郷土料理を提供するフレンチビストロ「Aux Delices de dodine(オ・デリス・ド・ドディーヌ)」(港区芝大門2、TEL 03-6432-4440)がオープンした。場所はイタリアンレストラン「Amico Mio(アミコミオ)」跡。店舗面積は16坪で、席数はカウンター5席を含む29席。
店名はフランス語で「丸々太った美味そうなやつら」と、オーナーシェフの加藤木さん。「カジュアルフレンチ」をコンセプトに、フランス郷土料理と、シェフ自らが味を確かめた上で半頭買いしたブランド豚の料理を提供する。
フードメニューは約50種類。豚肉料理の「フロマージュ・ド・テテ(豚カシラ肉の温かいゼリー寄せ)」「ブータン・ノワール(豚の温かいテリーヌ レンズ豆のクリーム煮添え)」(以上1,050円)、「アンドゥイエット(豚もつの腸詰め)」(1,450円)、「本日の豚のグリエ」(1,680円)、フランス郷土料理の「シュークルート(ソーシス、塩豚、ベーコンの発酵キャベツ煮込み)」(1,550円)、「カスレ(ソーセージ、カモのコンフィー、白インゲン豆の煮込み)」(1,850円)など。デザート、チーズ(以上500円)は数種類ずつを、定期的にメニューを変えながら提供する。
ドリンクメニューのメーンは約40種類のワイン(赤・白、2,900円~8,000円)。ワインリストは用意せず、客はワインボトルの並ぶ棚から飲みたい銘柄を自由に選ぶことができる。「シニアソムリエの資格を持つスタッフがいるので、気軽に相談してほしい」(加藤木さん)。このほか「ビール バスペールエール」(600円)、ソフトドリンク(5種類、550円)も。「食前、食後酒やカクテルは、スタッフに確認してほしい」
ランチタイムには、パン、前菜(2種類から選択)、メーン(3種類から選択)のセットメニュー(1,000円)のみ提供。
店内には豚の置物や柄の部分に笑った豚の人形をあしらったアイスピック、天使の羽根を持つ豚の時計など、加藤木さんが集めた豚のアイテムが数多く並ぶ。「豚は店のシンボル的存在。店のロゴにも描いている」と加藤木さん。「肩肘張らず、落ち着いて料理を楽しめる店を目指したい」とも。
営業時間は11時30分~15時、18時~23時30分。年末年始のみ休業。