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新橋赤レンガ通りに焼き肉店「肉のたか」-肉問屋が飲食業に参入

肉問屋の利点を生かし、質と量にこだわるメニューをそろえる「焼肉処 肉のたか」

肉問屋の利点を生かし、質と量にこだわるメニューをそろえる「焼肉処 肉のたか」

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 新橋赤レンガ通りに「焼肉処 肉のたか」(港区新橋2 TEL 03-5510-2929)がオープンして1カ月が過ぎた。場所はラーメン店「博多天神」が入るNSプラザ新橋2階で、「ホルモン倶楽部」跡。

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 経営は、都内の専門店に肉やホルモンを卸す肉問屋のビバクックセンター(江東区)。「自分たちの店の肉を直接お客さんに提供したいという社長の発案で、飲食業への参入が決まった」と、店長の山崎秀樹さん。同社の飲食業への参入は、同店が初めて。

 店舗面積は約12坪で、席数は21席。主力メニューは肉の盛り合わせ。8種類の肉(ロース、リブロース、特上カルビ、中落カルビ、上ハラミ、上ミノ、上テッチャン、トントロ)を盛る「特選」(2~3人前、4,980円~)と、7種類の肉(ハラミ、カルビ、中落カルビ、上ロース、コプチャン、鶏もも、豚カルビ)を盛る「満腹」(2~3人前、3,980円~)がある。「特選は国産和牛のみを使う。満腹は一部に外国産の肉を使うが、特選より1品ずつの量が多い」(山崎さん)。このほか、和牛ハラミの厚い部分の肉「一本中芯」(150gグラム、1,480円)や、和牛切り落とし(10グラム80円、1テーブル100グラムまで)など、単品メニューもそろえる。

 上テッチャン、上ミノ、コプチャン、フルチョウ(以上680円)、レバ刺し(880円)などのホルモンも提供。「うちはホルモンに強い卸。毎朝、芝浦の食肉市場から新鮮なホルモンを仕入れているので、ぜひ堪能してほしい」(山崎さん)。

 このほか、スライスした豚足を塩だれでもんだ「とんちゃん」(450円)、馬肉を使った「ネギ塩ユッケ」(780円)、牛スープの「鍋ラーメン」(480円)など、オリジナルフードメニューにも注力する。ドリンクは、生ビール(490円)、ハイボール(380円~)、マッコリ(グラス=380円、やかん=1,300円)、焼酎の「桜島(黒)」「太活兵衛」(グラス=400円、ボトル=2,300円)など。客単価は約4,000円。

 「この値段で、この品質、この量の肉を出せるのは、うちが卸問屋だから」と山崎店長。「年内に新店舗を出したいが、まずはこの店を成功させたい。新橋はライバルが多い街なので、ここで成功すれば他の街でも成功できそう」とも。

 営業時間は17時~24時(金曜・祝前日は翌4時まで)。日曜定休。

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