虎ノ門のうどん居酒屋がリニューアル-水晶鍋使う「水晶焼き」人気に

透明な水晶製鍋で調理する「水晶蒸し」のコース。水晶には遠赤外線効果があり、やわらかく仕上がるという

透明な水晶製鍋で調理する「水晶蒸し」のコース。水晶には遠赤外線効果があり、やわらかく仕上がるという

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 飲食店を企画運営するパブリス(文京区)は9月1日、虎ノ門のうどんダイニング「讃楽」(虎ノ門1、TEL 03-3593-7781)を店舗とメニューのリニューアルに伴い「さん楽」に改称した。

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 同店のリニューアルは開店3周年にちなむもの。店舗面積は35坪、席数48席(カウンター8席、テーブル14卓)の店内は内装を変更し、すだれなどで仕切られた個室風の部屋を新たに設けた。うどんと地鶏中心だったメニューも一新。水晶製の鍋を使った「水晶焼き」「水晶蒸し」を看板メニューに。水晶製の鍋は「遠赤外線効果で肉がやわらかくふっくら仕上がる」(同社広報・五十嵐由紀子さん)。

 水晶焼きは、讃岐コーチンを使用した「地鶏と野菜焼き」(単品=2,000円/2~3人前、コース3,500円/1人)と「豚肉と野菜焼き」(単品=2,280円/同)の2種。水晶蒸しは、オリーブオイルで仕上げた「洋風あっさり味」と、バターしょう油の「和風こってり味」(各単品=2,980円/2~3人前、同コース=4,000円/1人)を用意。どちらも卓上コンロで透明な水晶製の鍋を直火にかけ、調理する。

 「水晶がちまたで話題になっているが、新橋近郊で鍋を出す店はまだないのでは」と五十嵐さん。珍しさも手伝い、水晶鍋の注文は多い。来店客の反応も「肉がやわらかい」など上々だという。五十嵐さんは「水晶蒸しは野菜や肉のうま味を逃がさず、エキスが染み出る。不思議な魅力いっぱいの味を堪能してもらえれば」と話す。

 リニューアル以前からあった讃岐うどんメニューは9月以降、ランチのみで提供していた同店。しかし常連客から「以前のように夜もうどんが食べたい」という声が相次いだという。その要望に応え、同19日よりうどんメニューをディナータイムで復活させた。「値段は若干違うが、すべてのメニューをディナーでも提供するようにした」(五十嵐さん)。

 営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=17時30分~23時。土曜・日曜・祝日定休。水晶鍋はディナータイムのみ。

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