JRA(日本中央競馬会)新橋分館(新橋4)1階の「関東広報コーナー」が6月13日、リニューアルオープンに向けて一時閉館された。
一時閉館は、昨年12月28日に閉館した競馬情報発信拠点「プラザエクウス渋谷」(渋谷区)の移転に伴うもので、同コーナーは10月に新競馬振興会館「Gate J.」としてリニューアルオープンすることが決定している。
関東広報コーナーは、競馬ファンからの問い合わせや各種刊行物の閲覧など、中央競馬に関する情報を広く発信するための施設として1974(昭和49)年に開設された。以来、中央競馬の認知向上を目的として、競馬に関するさまざまなイベントの実施や中央競馬全般にわたる情報発信を行い、多くの競馬ファンに活用されてきた。
リニューアル後は、館内だけでなく付近を通行する人にも向けて、大型液晶モニターなどの映像機器を使い、最新情報も含めた中央競馬に関する情報を伝えていく予定だという。館内では、映像を用いた情報提供に加え、競馬グッズの販売コーナーやイベントコーナー、機能的に調べ物ができる情報検索コーナーなどを設け、競馬ファンだけではなく初心者にも楽しめるよう、「入りやすく、親しみやすい」雰囲気の施設を目指す。
報道室の田淵寛さんは「『Gate J.』のJには、Joyful、Join、Jockey、JRAなどいろいろな意味が込められている。Gateはその入口。多くの方々に楽しみながら競馬に参加いただくための情報や素材を提供していきたい」と話す。「多くのサラリーマンに親しまれ、活気あふれる新橋で、大人の楽しみ・趣味としての競馬を大いにPRし、地域の活性化に貢献できるよう皆様から愛される施設を目指していきたい」とも。
リニューアルの詳細については9月、JRAのサイトなどで発表を予定する。