昨年10月に閉店した「NOBU TOKYO」が運営権をソーホーズ・ホスピタリティ・グループ(港区)からNOBU TOKYO合同会社(港区虎ノ門4)に移行し1月10日、「NOBU TOKYO」(港区虎ノ門4、TEL 03-5733-0070)をオープンした。
「NOBU NY」の共同経営者である、俳優ロバート・デニーロさんが参加し新たに設立したNOBU TOKYO合同会社の系列店は世界各国で19店鋪を展開し、「NOBU TOKYO」で20店目となる。同系列店は「セレブ御用達の予約が取れないレストラン」として有名で、NY店はアメリカ版ミシュランと呼ばれる「ザガット」誌で連続1位を獲得したことでも知られている。
前店舗の青山店は東京都の道路延長工事のため退去し、「今後国際的な情報発信地として魅力があり、落ち着いた空気をもつ洗練された場所になる」(同社担当者)と考え虎ノ門に移転したという。場所はホテルオークラ東京近隣のビル「虎ノ門タワーズオフィス」1階。
店鋪面積150坪の店内は、ダイニングスペース(112席)、セミプライベートルーム(1室=12席)や、前店にはなかったスタンティングウエイティングバー(10席)や、スシカウンター(12席)を設け、「開放的な設備も備えた」(同社)という。
フードメニューは、寿司「ソフトシェルクラブ」(1,900円)や天ぷら「精進揚げ」(1,400円)、石釜焼き「真鯛の酒ロースト 山椒サルサ」(3,500円)、「トロのトーパン焼き」(4,300円)、「和牛サーロインステーキディナー150グラム」(9,000円)など約170種。ドリンクメニューは、「カベルネ・ソーヴィニョン」(1,600円)、「ジャパニーズ・スタイル ブラッディ・メアリー」(1,300円)、「サケティーニ」(1,500円)、同店オリジナルブランドの日本酒「北雪酒造の大吟醸」(2,000円)、「3種の利酒」(1,500円)など約40種。ターゲットは30歳以上で、客単価は15,000円。
3月以降はランチタイム営業(11時30分~15時、LO=14時)をスタートし、ケータリングやブライダルも開始予定。開店から3週間ほどが経過しているが、曜日によっては満席の日もあるという。
営業時間は、月曜~土曜=18時~23時30分(LO、22時30分)、日曜・祝日=18時~23時(LO、22時)
NOBU TOKYO
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