汐留で「天皇杯」サッカー写真展-釜本選手現役最後の試合での名シーンも

第86回天皇杯サッカー決勝でG大阪を破り2連覇を達成した浦和内舘秀樹選手に共同通信社杯を渡す石川聰・共同通信社社長=2007年1月1日、国立競技場

第86回天皇杯サッカー決勝でG大阪を破り2連覇を達成した浦和内舘秀樹選手に共同通信社杯を渡す石川聰・共同通信社社長=2007年1月1日、国立競技場

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 汐留メディアタワー3階のギャラリーウオーク(港区東新橋1、TEL 03-6252-8086)で11月4日より、「天皇杯サッカー写真展」が開催される。

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 同展は、共同通信社とNHK、全国の共同通信加盟新聞社の共催で、1921年に始まったサッカーの総合選手権大会「天皇杯」が今年で88回目を迎えたことをきっかけに、同大会の魅力を再確認してもらおうと開催されているもの。7月から日本各地の新聞社やNHK放送局など全国を巡回展示している。

 30点の展示写真の中で最も古いものは、1960年の第40回大会で古河電工を優勝に導いた元日本サッカー協会会長である故・長沼健さんの得点シーン。そのほか、日本が銅メダルを獲得したメキシコ五輪の年、全盛期のヤンマーを支えた釜本邦茂さんが第48回大会決勝の三菱重工戦で決勝点を決めた瞬間の様子や、1999年、翌月に横浜マリノスとの合併を控えた横浜フリューゲルスが清水エスパルスに2対1で逆転勝利し優勝したシーンなど、往年の名選手たちの活躍や名場面の数々が並ぶ。

 共同通信社事務局の小泉泰紀さんは「決勝戦は6,000以上のチームが繰り広げたトーナメントの最終回であり、そこに至るまでの試合では高校生チームがプロに善戦するなど、数々のドラマがある。天皇杯ならではの写真も展示しているので年配の方からサッカー少年まで楽しめる写真展になっている」と話す。「11月に開催される4、5回戦、12月の準々決勝と準決勝でも、ぜひスタジアムへ足を運んでもらえれば」とも。

 開催時間は9時~19時。入場無料。11月7日まで。

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