内装金物企業がショールーム、ロハスをテーマに全館開放

新橋にLOHASがテーマのショールーム、屋上テラスも(写真=同ショールーム1階ロビー)

新橋にLOHASがテーマのショールーム、屋上テラスも(写真=同ショールーム1階ロビー)

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 内装金物の企画・開発・販売を手がけるアトムリビングテック(台東区)は1月22日、住宅関連製品のショールーム「アトムCSタワー」(港区新橋4、TEL 03-3437-3440)をオープンした。

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 地下1階~地上9階の「アトムCSタワー」は、同社の株式上場を機に建て替え、外観は同ビル近くにレンガを敷き詰めた「赤レンガ通り」があることから赤レンガを使用した。同ビルのコンセプトは、近年住関連業者の中でも注目の集まっている「LOHAS(ロハス)」で、屋上に樹木も配置。従来のプロ専用のショールームを廃止し、一部のオフィス部分を除きすべてのフロアをゲストゾーンとして一般来場者にも開放する。

 天井と床に植物の葉が描かれた1階ロビーには、無料のコーヒーサーバーとベンチを設置し、インテリアや建築、ファッション、アート、クッキングなどの洋書500冊を閲覧・購入できる。2階、3階、4階は同社製品であるドアノブなどの内装金物を「美術品のように」(同社)展示する。5階は寝室やキッチンなどを設け、モデルルームとして紹介するほか、7階では、自宅から自由に家具を設計注文できる同社の「オンデマンド事業部」の新商品を紹介する。

 白を基調とした8階では、「オープンギャラリー」として「カッシーナ」のソファも設置し、今後、セミナーや上映会の開催を予定している。最上階は天候により開閉可能な天井付きのオープンテラスで、樹木に囲まれたフロアには、「近隣の方がお弁当を持って気軽に立ち寄る場になってほしい」(担当者)ことからテーブルや椅子も設置した。

 同社の上田雅夫さんは、「私たちは金物屋だが、昔の鴨居を参考にした金属のフックなどユニークな製品も企画・開発している。異業種の方と会話した際にヒントをもらうことも多いので、今後は各方面の方のセミナーや展示会も開催していきたい。地下1階にはバーコーナーもあるので、飲み物を片手にビル内を探索してほしい」と話している。今後は専属インテリアコーディーネーターも常駐を予定しているという。

 営業時間は10時~18時。土曜・日曜・祝日定休。入場無料。

アトムリビングテック

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