インターネット発のキャラクター「重音テト」とのコラボイベント「居酒屋 かさね in 鯨の胃袋 浜松町店」が12月7日、浜松町の「大衆くじら酒場『鯨の胃袋 浜松町店』」(港区浜松町2、TEL 03-6206-1185)で行われた。
2024年5月にオープンした同店。刺し身や煮込みなどの鯨肉(げいにく)料理を提供する。
重音テトは、2008(平成20)年にインターネット掲示板の有志の手によりエープリルフールのジョークとして制作され「架空のVOCALOID(ボーカロイド)」として誕生。その後、フリーソフト「UTAU」によって実際に歌わせることができるようになり、現在はAI歌声合成ソフト「Synthesizer V AI」にも対応。代表曲は「メズマライザー」など。
「重音テトさん酒器」は、食品などの企画や開発を行う「クグイヤ」(札幌市)が製作した、重音テトのトレードマークである「ドリルのようなツインテール」をかたどった赤いおちょこ。有田焼で一点一点手塗りされており、髪の毛のような細かな筆致が一本ごとに異なるのが特徴。価格は9,990円。
当日昼から夜にかけて3部制、各回20人限定で行い、参加者には「重音テトさん酒器」が配られた。同店が提供する「酔鯨(すいげい)」をはじめとする日本酒とのペアリングでコース料理を提供。2部、3部ではビールやサワーなどの飲み放題も用意し、会場ではドリル形のおちょこを掲げて乾杯する姿が見られた。会場では、イラストレーター・けんのさんによる描き下ろしグッズなど物販も展開した。
重音テトの公式サークル「ツインドリル」メンバーのエナメルさんは「もともとファンアートでテトが酒を飲んでいる姿がたくさん描かれていることから酒器の企画が始まった。今回のイベントは、『せっかくならみんなで集まって乾杯できる場を作ろう』という思いから企画した。酒メインの催しはかいわいでは珍しく、他では体験できないイベントになったと思う」と話した。