新橋ガード下に炉端焼の新店-産直食材をしゃもじで提供

新橋のガード下に横浜の炉端焼店がオープン

新橋のガード下に横浜の炉端焼店がオープン

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 飲食事業を展開するエル・エー・クック(神奈川県横浜市)は11月28日、新橋駅近くのガード下に「炉端焼 うだつ」(港区新橋1、TEL 03-3597-8585)をオープンした。同店は横浜、代官山に続く3店舗目。

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 1号店を運営する横浜では「炉端焼」業態の店が増えており、同店来店客から「新橋で打ち合わせをすることが多い」と聞き、新橋への出店を決意した。

 新橋~有楽町間のガード下に店を構える同店の店舗面積は44坪。エントランスを抜けると、木材を多用し「昭和の古民家」をイメージした内装が広がる。縦長の店内には、食材を並べるショーケースと炭火焼カウンターを配置。塩などで味付けした食材を調理場からホールへ「しゃもじ」で提供するのが特徴。

 1・2号店の内装テーマは「江戸」。続く3号店は「昭和」を据えた。各店の客層は1号店=男性を中心とした接待客、2号店=女性。年代は、30代~50代が中心。同社の山口さんは「各年代が来店したか、最終的に残るのが30代~だった。舌の肥えた人がたどり着くのが、素材の味を生かした『炉端焼』なのかもしれない」と分析する。

 市場から直送する食材を中心に、メニューは「源ファームソーセージ」(650円)、「丸ごと玉ねぎ」(480円)、「北海道直送ほっけ一枚」(1,280円)など約50品。「北海道フードマイスター」の資格を保有する調理師が提供する。ドリンクメニューは「霧島」(480円)、「黒ホッピー」(450円)、「残波30度」(580円)など約70品。客単価は3,500円~4,500円を想定する。

 山口さんは「店名の『うだつ』は、ことわざにも使われている江戸時代の防火壁のこと。火事の多い時代は家屋を守るために、お金のある人は背の高い『うだつ』を設置でき、富の象徴だった。当店がみなさまの『うだつがあがる』店になれば」と話している。

 営業時間は16時~23時。日曜・祝日定休。

炉端焼 うだつ(ぐるなび)

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