虎ノ門1丁目で8月9日、「虎ノ門琴平町会~西久保八幡神社大祭」が行われた。
毎年の恒例行事として行われている同祭。昨年は4年ぶりにみこしを地元住民や周辺企業に勤める人たちが担いだ。
昼過ぎからは、大角さんが指導する「大角会」の子どもたちによる「盆踊り太鼓」演奏が行われたほか、虎ノ門のご当地キャラクター「カモ虎課長」やサンミュージック所属のお笑いコンビ「ぺぺる」が駆け付け会場を盛り上げた。東京ユナイテッドバスケボールクラブは、男子プロバスケチームの公式キャラである「ユナイトくん」とダンサーズと共にダンスで盛り上げた。
会場では、虎ノ門の「まちのことづくり」活動を行う任意団体「Come on 虎ノ門製作委員会」らが、焼き鳥やフランクフルト、港区芝地区が手がける蜂蜜「しばみつ」を使ったレモネードなどを販売した。
夕方からはみこし巡行が行われた。港区長の清家あいさんも参加し、みこしを担いだ。今年は工事の関係でルートを変更し、例年と比べ短い距離の巡行となった。
町会長の古澤正夫さんは「開発が進み、住む人や町会員が減ってしまっている虎ノ門だが、地元企業や住民が協力し合って祭りを成功させられた。これからもより密な関係を築き、住民・勤務者双方にとって良い街にしたい」と話す。