「K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院」(港区愛宕1)で3月31日、令和6年度大学院入学式が行われた。
K.I.T.虎ノ門大学院は、金沢工業大学が2004(平成16)年に開設した社会人向けの1年制大学院。MBA、知的財産、メディア&エンターテインメント、AIビジネスなどの実務スキルを実務家教員が少人数制で指導し、これまで700人超が修了した。
令和6年度の入学は、イノベーションマネジメント研究科の9期生29人と、科目等履修生20人。同校によると、新入生の年齢層は幅広く、下は20代から上は60代まで、平均年齢は43.9歳で、男性6割、女性4割という。入学生の職種は、一般企業に勤務するミドルマネジメントを中心に、中小企業の経営者、半導体メーカーのマーケティング担当者、リスク管理会社のコンサルタント、VRスタートアップのチーフエンジニア、電気機器メーカーの知財戦略チームリーダー、住宅メーカーのデザイナー、広告代理店のアーティスト、医療ベンチャーの研究者、製薬メーカーのICT担当者、メディア&エンタメ企業の元副社長、官公庁や大学の職員、AIPE認定知的財産アナリスト(特許)、中小企業診断士、弁理士や博士号取得者など。
当日は、オンラインでも対面でも受けられる「ハイフレックス形式」で、学長式辞はビデオ録画で、新入生代表宣誓は対面形式で行った。式典終了後には、4年ぶりに全体の顔合わせを兼ねた懇親会を行った。