ザンス(港区)は11月23日、創作和食店「よござんす」(港区芝大門1、TEL 03-5733-5878)で落語の噺を原作にした芝居「たたみ一畳催し屋」を店内で開催する。
昨年12月にオープンした同店は、同社社長・水谷さんの独立1号店。芝居好きの水谷さんは、店舗の改装当初から店内で演劇などが開催できるように柱の数も必要最小限とし、壁もスケルトンタイプを採用した。同イベントはオープン時に1回目が開催され、今回が4回目。
演目は「短命」「粗忽長屋(そこつながや)」「死神」の三部作。上演時間は1回あたり1~2時間。参加する役者は、水谷さんの幼なじみとその知り合い6人。店舗面積35坪の店内中央に舞台を設置し、設営などもすべて役者自身が行う。定員は40人(1回)。開演30分前に食事時間を設け、1プレートランチとワインを提供する。
開催当初は近隣在住者が訪れたが、最近は近隣で働く常連客が多く年齢層も若いという。客層の変化について同店の石川店長は「落語の噺を原作にしている芝居なので、落語ブームの影響を感じる」と話す。「年中無休営業がモットーの当店だが、週末のビジネス街は人もまばら。イベントを開催することにより認知度アップにつながれば」とも。
開催時間は、23日=20時~、24日・25日=13時~、17時~(24日=20時~も)。料金は3,800円(飲食含む)。