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虎ノ門の老舗珈琲店の廃棄されるコーヒー豆を使った墨汁で書き初めイベント

学生たちが今年の目標を書いた書き初め

学生たちが今年の目標を書いた書き初め

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 新橋と虎ノ門を結ぶ環状2号線「新虎通り」沿いにある施設「新虎小屋」(港区西新橋2)で1月12日、虎ノ門にある老舗カフェ「松屋珈琲店」(港区虎ノ門3)の廃棄されるコーヒー豆の炭を使った墨汁で書き初めイベントが行われた。

コーヒー豆の炭を粉砕する学生たち

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 まちづくり団体「Come on虎ノ門製作委員会」(港区虎ノ門1)が監修する企画の一環。同企画では、昨年12月から文化服装学院(渋谷区)流通高度専門士科に通う学生たちが、炭化させたコーヒー豆をすりつぶし、粘度を調節するなどして試行錯誤を重ね墨汁を作った。

 当日は、同珈琲店主の畔柳一夫さんも参加し、学生たちと今年の目標を書いた。途中、書き初めに興味を示した通りすがりの外国人も参加。日本語を教わりながら交流を楽しんだ。

 畔柳さんは「廃棄するコーヒー豆を何かに活用できないかと考え炭化させた。そこから日本の文化である書き初めをするアイデアにつながってうれしい」と話す。「文化服装学院の学生さんが今年の抱負をしたためる書き初めの文字の中に、細かな豆の粉が含まれているのを見て大変感激した」とも。

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