ウクライナ料理と日本料理を掛け合わせた創作料理をする飲食店「スマチノーゴ」(港区西新橋1、TEL 03-6811-1501)が9月7日、西新橋にオープンした。
ウクライナ人がスタッフとして働き、客はウクライナ料理だけでなく、ウクライナ人スタッフとの交流が楽しめる同店。オーナーのTAKANE(タカネ)さんによると、店名の「スマチノーゴ」は、「おいしく召し上がれ」を意味するウクライナ語という。
メニューは、ホテルオークラ京都(京都市)内の日本料理屋「割烹恵比寿」監修の下、和食をベースにしたウクライナ料理を用意する。日本では珍しいウクライナ産ワインもそろえる。ランチメニューは、「キーフ風カツレツ丼+ボルシチ」(950円)、「ウクライナ風お肉のロールキャベツ定食」(950円)のほか、季節メニュー「冷製そばの実のカーシャ+ウクライナ惣菜盛り合わせ」(800円)を用意する。
タカネさんは「ウクライナ避難民の雇用、彼女らが働きやすい環境を考えた時に、祖国の料理がいいと思いウクライナ料理店としてオープンした。ウクライナ人のスタッフとの交流の場を作ることで、さらなる支援につなげていきたい」と話す。
営業時間は11時~16時(ディナー営業再開後は22時まで)。日曜定休。