すし店「鮨(すし) 神楽」(港区新橋3、TEL 050-5570-8827)が新橋にオープンして2カ月がたつ。
10月18日にオープンした同店。「銀座久兵衛」で修業し、中目黒の「鮨おにかい」の立ち上げに関わった経歴を持つ店主の望月将さんは、「落ち着きいた雰囲気の中でゆったりとすしを楽しんでもらいたかった」とオープンへの思いを話す。席数はカウンター9席。
メニューは、「おまかせコース」(1万9,800円)のみ。季節によって内容は変わるが、12種の握りと8種のつまみの20品を提供する。マグロは豊洲の仲卸「石司」から仕入れ、国産の天然本マグロのみを扱う。握りとつまみの提供順はすしの温度などを配慮して構成している。日本酒は、東村山の「屋守(おくのかみ)」や都内での扱いの少ない「秀よし」の酒をそろえる。そのほか、ワインや焼酎も提供している。
望月さんは「昔は高級でハードルの高い店がカウンターずしの定番だった。カウンターずしの堅苦しいイメージを取り払って、純粋にすしと酒を楽しんでもらいたい」と話す。「シーズンごとのすしを食べて、季節を感じてもらえれば」とも。
営業時間は、18時~20時、20時30分~22時30分。日曜・祝日定休。