新橋のすし店「立喰い寿司あきら」(港区新橋3、TEL 090-7433-8838)がオープンして2カ月を迎えた。
2月16日にオープンした同店。店主を務めるのは、白金高輪のすし店「鮨龍尚」(同区)で7年前から店主を務める田島尚徳さん。「昼時に、会食などではなく一人でゆっくり江戸前ずしを楽しんでもらいたい」という思いから開いた。仕入れから仕込みまで一人で行い、客は江戸前ずしを立ち食いスタイルで楽しめる。
メニューは、まぐろ卸専門店「やま幸」(江東区)から仕入れたマグロを使った「本まぐろ赤身」(330円)や「本まぐろ中とろ」(495円)を提供。「あじ」「小肌」「すみいか」(以上330円)などを含め、日替わりで約20種類を用意する。店主が毎日市場へ行き食材を仕入れる。
緊急事態宣言発出に伴い、来客時に整理券を配り、密を避ける。アルコールの提供はしない。
田島さんは「召し上がるお客さまの顔が見えるようにあえて立ち食いスタイルにした。今後は若い板前に働いていただき、修行の場として当店を使ってもらうことも考えている。営業情報はインスタグラムで更新している」と話す。「一人でゆっくり江戸前鮨を味わいたいという人はぜひ一度、足を運んでいただきたい」とも。
営業時間は12時~15時。水曜・土曜定休。