カレッタ汐留（港区東新橋1）は9月21日、同館地下1階のカレッタギャラリーでキャスターの草野満代さんとコッポラカンパニーズ名誉役員のラリー・ストーンさんとのトークショーを開催した。

　同イベントは8月1日～9月9日、カレッタ5周年を記念して行われた「カレッタ5周年記念ワイン ラベルデザインコンペティション表彰式」イベントの一環。当日は、トークショーに続き最優秀賞の表彰も行われた。

　トークショーの登壇者は、映画監督のフランシス・コッポラさんが代表を務めるコッポラカンパニーズの役員ラリー・ストーンさんと、キャスターの草野満代さん。コッポラ監督がワイナリーを運営するまでの経路や監督のワイン作りの精神などが披露されたほか、コッポラ監督がファンである黒沢監督の映画にスポンサーとして資金援助していたなどの秘話もラリーさんにより披露された。自身もワイナリー巡りが趣味だという草野さんは「フランスのワイナリーを巡った時、ワイナリーの側にはプールやゲストハウスが設づけられ、生活にワインが根ざしているのが感じられた。今回のラベルコンペにも多くの応募があり日本でもワインが身近な物になってきたのだと感じている」と話していた。

　650件を超えた応募作品は、同ギャラリーに2期に分け展示される（9月21日～30日＝349点、10月15日～11月4日＝358点）。今回最優秀賞に選ばれたラベルを使ったワインは、11月下旬から開催予定の記念キャンペーン商品として「サンキュー5周年」をもじり、395人に贈呈するという。

カレッタ汐留