食べる

浜松町に居酒屋「五島人」 五島列島産食材に注力、あごだししゃぶしゃぶも

スタッフの蔭山一樹さん(左)と高橋枝穂実さん(右)

スタッフの蔭山一樹さん(左)と高橋枝穂実さん(右)

  • 248

  •  

 浜松町駅前に五島列島産の食材を使った料理がメインの居酒屋「五島人 浜松町店」(港区浜松町2、TEL03-6402-3538)がオープンして1カ月がたった。運営はダイヤモンドダイニング(港区)。

人気メニューの「バラモン盛り」

[広告]

 同社グループ企業「ゴールデンマジック」の2016年新卒社員研修として企画した「五島プロジェクト」の一環としてオープンした同店。店舗面積は約48坪。席数は97席。

 社長の山本勇太さんが五島出身だったことから同プロジェクトが発足し、目標の一つとして「五島の特色を打ち出した飲食店を東京にオープンすること」を掲げた。店舗オープンに当たっては、山本さんと18人の新卒社員が実際に五島を訪れ、五島市も協力した。

 人気メニューは、好きな具材から選べる「あごだししゃぶしゃぶ」(500円)。具材は「五島豚 椿盛り(バラ)・肩ロース(スライス)(各880円)」、「浜口さんの竹筒すり身団子」(680円)、「野菜しゃぶしゃぶ盛り合わせ」(780円)、「揚げたて厚揚げ」(580円)、「伊勢海老しゃぶしゃぶ」(1尾=2,000円)、「〆の五島うどんとろろ添え」(580円)をラインアップする。そのほか一品料理として、「低温調理 五島豚肩ロースの味噌漬け炉端焼き」(1,200円~)、刺し盛り(1,580円~)など。

 五島では、刺身じょうゆに一味唐辛子や青唐辛子を入れることから、刺し盛りには、薬味として青唐辛子が付く。そのほか、九州の甘口しょうゆでカサゴを煮込んだ「アラカブの煮付け」(1,800円)など、五島産食材を使った料理を中心に約80種類を用意する。ドリンクは、五島の焼酎(グラス=650円)や、「五島のあご酒」(880円)など約60種類を取りそろえる。

 新規事業戦略担当の林拓未さんは「多くの方に五島を知っていただき、現地へ足を運んでいただけるきっかけになりたい。最終的には五島に住みたいと言っていただけるお客さんが出てきてくれたらうれしい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時(平日のみ)、ディナー=17時~23時30分(金曜・祝日前は翌4時まで)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース