「第21回新橋こいち祭」会場で7月22日夜、「ゆかた美人コンテスト」の最終選考公開審査が行われ、神奈川県在住の塗茂(ぬしも)るなさんがグランプリに輝いた。
同コンテストは年齢性別、自薦他薦は問わず、応募条件の「浴衣が似合うと思う人」であれば誰でも参加できるのが特徴。21回目となる今年も都内を中心に全国から多数の応募があった中、事前に書類選考で選ばれたファイナリストが同日の審査に臨んだ。
グランプリに輝いた塗茂さんは「和装好きの母や祖母のように、自分らしくきれいに浴衣や着物を着こなせるようになりたい。浴衣を通して新橋の皆さんと『こいち祭』を楽しめたら」との思いでエントリーしたという。
グランプリが発表されると、塗茂さんは「応援してくださった方々、ありがとうございます。新橋、そして日本の魅力を伝えていけるように頑張ります」と喜びの声。7月上旬から同日までネット上で行われた事前人気投票「新橋ねっと賞」も同時受賞となった。
準グランプリには都内在住の田上光世さん、審査委員特別賞には町田市在住の三ッ木皓子さんが、それぞれ選ばれた。
グランプリには賞金10万円と副賞のハワイペア旅行、準グランプリには同5万円が、それぞれ贈られた。
受賞者は今後1年間、新橋に関するさまざまな行事やイベントに協力する予定。