バンダイネットワークスが医療・健康産業分野に参入

バンダイネットワークスが携帯電話のコンテンツで医療・健康産業分野に初進出(写真=画面例)

バンダイネットワークスが携帯電話のコンテンツで医療・健康産業分野に初進出(写真=画面例)

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 バンダイナムコグループのバンダイネットワークス(港区東新橋1)はアール・タイム(港区新橋5)と業務提携を行い7月25日、医療・健康産業分野に参入すると発表した。

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 今回サービスを開始するのは、モバイル・ソリューション事業 「Rtime」(以下アールタイム)。携帯電話を介したリアルタイムコミュニケーションを、「医療・健康産業のエンドユーザー」や医療機関、医薬品・食品などのメーカー、教育・行政機関などに向けて提供するもの。携帯電話の通信事業者を選ばないシステム構成や、個人単位でのユーザー管理、個人またはグループへのリアルタイムアクセスなどが可能なのが特徴。

 現在同様のサービスは、「確固たるシステムやソリューションなどは確立されていないのが現状」(バンダイネットワークス)だという。両社の役割は、バンダイネットワークス=各顧客ニーズに対応したシステム設計・開発と運用、アール・タイム=営業・販売窓口、顧客開拓業務とパートナー企業とのアライアンス構築。

 使用例は、喘息など特定疾病分野における「患者治療管理」や、患者の会などの「情報コミュニケーションツール」、健康診断や保健指導、介護などの「管理・記録ツール」、地域住民への情報発信や住民サービス提供などの「ローカルコミュニケーションツール」などを想定している。

 アール・タイムは4月にナチュラルライフ(佐賀県佐賀市)と業務提携を行っており、地域医療関係の企業や病院や大学、患者の会や学会などへ同サービスを応用・展開する試みを開始している。今後はバンダイネットワークスとの業務提携同様に、専門性の高い企業との業務提携を行っていく予定。

バンダイネットワークスアール・タイム

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