アンダーズ東京(港区虎ノ門1)で3月18日、日清食品(新宿区)が3月23日発売の「カップヌードルライトプラス」CM発表会が開催された。
「カップ麺などのインスタント食品になかなか手が伸びない、すべての女性」がターゲットという同商品。同社によると、「ヘルシーに食べてダイエットしたい」「男性の目を気にしてメニューや量を調整する」「男性からたくさん食べていることをほめられるとうれしい」などのアンケート結果から、「いい食べっぷり」をキャッチフレーズに女性の視点から開発したという。
マーケティング部長のズナイデン房子さんは「一番大事にしているのは、お客さまのインサイト、顕在化していないところまでをよく理解すること。そのお客さまの気持ちになり、懐に入っていけるような商品やメッセージを提供、開発することに力を入れてきた」と話す。「おいしくてヘルシーな商品なのでたくさんの人に食べてもらいたい」と呼び掛ける。
レタス2個分の食物繊維を練り込んだという麺は、すすらずに食べられるよう、長さが「カップヌードル」の半分程度になっている。スープは、トマトベースの「ラタトゥイユ」、アンチョビとガーリック風味の「バーニャカウダ」の2種類。「麺、スープ、具材をすべて合わせて198キロカロリー。食べ応えと低カロリーの両立を実現した」という。
パッケージは赤とグリーンのビタミンカラーを基調に、女性を意識したカラフルなデザインとなっている。
CM俳優には、女性に人気の高い斎藤工さんを起用する。この日の発表会では、さまざまな野菜で装飾した通称「ベジヘッド」を頭にかぶった斎藤さんが農夫姿で登場する演出で会場を盛り上げた。フォトセッションでは、同社の女性社員10人で結成した「食べプリ隊」も登壇し花を添えた。
CMの一般公開は3月23日から。