トレードチェック・システム(港区虎ノ門2)は7月1日、ウェブを使ったバターサービス「物々交換ネット」を本格開設した。
同サイトでは、「お金」を介さずにネット上で物々交換を実現するもので、ポイント制(バーターポイント)を導入し、ワン・トゥー・ワンで交換相手が現れなくても物々交換に参加できるのが特徴。個人・法人を問わず参加でき、会員登録料や商品登録料はかからない。
同社では、交換取引が成立した場合のみ、商品提供者・発注者の双方から交換取引バーターポイントの5%をシステム利用料として受け取る。システム利用料は、事前に登録したクレジットカードで支払うため、「身元の確かな人しか参加できないため、安心して取引して頂ける」(同社の大岡さん)と話す。
対象は、不要になった贈答品や「捨てるにはもったいないもの」「処分するにはお金がかかるもの」が手元にあったり、リサイクルやリユースに関心の高い一般・主婦、手芸・アクセサリーなどの手作り品や趣味のコレクションを何かの価値に換えたいと希望する一般、事務机やロッカーなどが不要になった中小企業などを想定しているという。初年度の登録会員数は5万人を見込む。
本格オープンを記念して7月31日まで、新規会員登録者には300BP(バーターポイント)を、新規出品時には1アイテムごとに200BPを進呈するキャンペーンを実施している。