劇団四季(横浜市青葉区)が手掛けるミュージカル「ライオンキング」東京公演が12月20日、四季劇場「春」(港区海岸1)で15周年を迎えた。
同演劇は1998年の開幕以来、日本演劇史上初の無期限ロングランを継続中で、15周年当日時点での総公演回数は5195回、観客動員数は約560万人を数える。同社による「ライオンキング」の日本公演は、同劇場のこけら落とし公演となった東京公演を皮切りに大阪、福岡、名古屋、札幌で延べ7公演を実施。15周年当日時点での国内通算公演回数は8962回、観客動員数は約903万人になるという。
同日の公演では、終演後に15周年特別カーテンコールが行われた。出演者によるパフォーマンスが行われた後、キャノン砲からテープが打ち出され、15周年を示す看板を掲出した。併せて、周年を記念したエピソード公募「あなたと『ライオンキング』の15年」の表彰式も行われ、500点余りの中から選ばれた優勝者に出演者から表彰状が手渡された。
舞台あいさつでは、シンバ役の俳優・島村幸大さんが「お客さま一人一人が『ライオンキング』を愛し育んでくれたからこそ。動植物、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱい」と語った。「東京公演のさらなるロングランに向けてまい進する」とも。
東京公演のチケットは現在、2014年3月31日公演分まで発売中。