霞が関ビル(千代田区霞が関3)で12月5日、クリスマスコーラスが開催された。
今年で2回目を迎えた同イベント。霞が関ビルとしては、コーラスでの演奏会は昨年が初の試みだったが、好評を博したため今年も開催が決定した。ロビーに作られたステージの前には、60席ほどの椅子も用意されたがすぐに満席となり、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。
演目はクリスマス・キャロル集から「Joy to the World(もろびとこぞりて)」、フランス民謡のクリスマス曲「Ding Dong Merrily on High(ディン ドン 空高く)」などを披露、帰路に着くオフィスワーカーらもつい足を止め、美しい歌声に聞き入っている姿も見られた。
演奏した「コンビーニ・ディ・コリスタ合唱団」は2005年に結成。「品ぞろえ(レパートリー)の豊富さ」にこだわるとして、コンビニエンスストアにちなんで命名された。グレゴリオ聖歌から現代邦人作曲家に至るまで、さまざまな時代とスタイルの音楽に取り組み、合唱の可能性を追求することを目標に活動を続けている。
ロビー内には天井まで届きそうな巨大クリスマスツリーも飾られている。「これからもこのかいわいで働く方々に喜んでもらえるようなイベントを企画していきたい」と、三井不動産ビルマネジメント・霞が関オフィスの宮川祥晴さん。